元ガンバ大阪の“ナンバー10”が現役引退へ 遠藤保仁らと黄金の中盤を形成した司令塔

ACL優勝に貢献した二川 photo/Getty Images

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今季はJFLでプレイした二川

FCティアモ枚方は16日、二川孝広が現役を引退することを発表した。ガンバ大阪で長らく活躍し、J1やアジア王者にも導いた司令塔がスパイクを脱ぐ決意を表明した。

G大阪のアカデミーから1999年にトップチームへ昇格した二川は、2年目からレギュラーとして活躍。2005年にはJ1で29試合に出場してリーグ優勝を経験し、2007年にはリーグでキャリアハイとなる34試合出場7ゴールを決めた。翌年にはAFCチャンピオンズリーグで12試合3得点の活躍でアジア制覇に貢献した。

2003年からは背番号10番を背負い、遠藤保仁や橋本英郎、明神智和らと中盤を形成し、チームの中心としてG大阪の黄金期を支えた1人。J2降格となった2013年には36試合4得点とJ1昇格に大きく貢献し、翌年の国内3冠につなげた。2016年途中からは東京ヴェルディへと移籍。栃木SCを経て2019年からは枚方へ加入してJFL昇格を経験する。
高い技術力とパスセンスを発揮して中盤で輝きを放った二川。前線に強烈なストライカーを擁していたG大阪では、彼らを操る司令塔の1人としてゴールへと導き、数々のタイトルを獲得してきた。今季で42歳となった二川は、現役生活にピリオドを打つ決断をしている。

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