W杯でアジアが“最弱”でないことの証明を イランのFWは燃える「アジア全チームが決勝Tへ進むことを」

4年前はアジアから日本だけがベスト16に入った photo/Getty Images

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いつまでも格下と扱われるわけにはいかない

もうアジア勢は弱小ではない。今回のカタール大会でそれを証明できるだろうか。

タレント力やネームバリュー的に仕方のないところはあるが、アジア勢はワールドカップでいつも格下と扱われる。その見方は今回も変わっていないだろう。

しかし、アジア勢も欧州トップリーグで活躍する選手を増やしている。個の能力や経験値は確実に上がっており、今のアジア勢を甘く見ることはできないはずだ。
欧州組が増えているという点では、グループBに入っているイラン代表も同じだ。その1人であるフェイエノールト所属FWアリレザ・ジャハンバフシュはアジアの全チームを決勝トーナメントへ送り込みたいと意気込む。

「アジアが弱いとの認識は、僕たちに特別なモチベーションを与える。2014年大会のアジア勢はまずまずの結果だった。2018年はイランも決勝トーナメントに近づいた。欧州でプレイするアジアの選手が増えたこともあり、レベルは確実に上がっている。今回はアジアの全チームが決勝トーナメントへ進むことを望んでいる」(『ESPN』より)。

前回は日本代表がギリギリの戦いを制してベスト16へ進んだが、今回は何チーム送り込めるだろうか。同メディアはアジアの中でも最強クラスの日本がドイツ&スペインと同じグループに入ったのは不運と取り上げているが、諦めるのは早い。日本も海外組は増えており、ブンデスリーガでプレイする者も多い。初戦のドイツ代表戦から世界を驚かせることも不可能ではないはずだ。

アジア勢が強化されてきたことを証明するには絶好の舞台だが、4年に1度の祭典でアジア勢は成長した姿を見せられるか。

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