マンU退団のC・ロナウドはどこへ行く 理想はチェルシー、大穴はPSG?
ポルトガル代表の一員としてまもなくW杯初戦を迎えるロナウド photo/Getty Images
ロナウドはどこでサッカーをすることになるのか
マンチェスター・ユナイテッドからの退団が決まったFWクリスティアーノ・ロナウド。カタールW杯終了後に新たな所属先が決まると予想できるが、彼は一体どのクラブへ向かうことになるのか。
2021年8月にマンU復帰を果たしたものの、今夏はチャンピオンズリーグ出場が可能なクラブへの移籍を求めていたと言われるロナウド。結局は残留という形になったが、プレシーズンツアーの不参加や試合途中の早退など、物議を醸す行動を度々起こしていた。
そして先日、ロナウドは番組のインタビューでクラブやエリック・テン・ハーグ監督に対する不満を吐露。ロナウドはカタールW杯の初戦に向け、ポルトガル代表の一員として活動している最中だが、双方の合意により彼の退団が決まったことをマンUは発表している。
これを受け、英『Squawka』はロナウドが移籍する可能性のありそうな3つのクラブを挙げている。
まず、ロナウドにとって夢の移籍先だとしているのはチェルシーだ。チェルシーは昨季終盤にオーナーが交代しており、今夏に新オーナーがロナウドの獲得を検討しているという噂も広がっていた。英『The Telegraph』は、現時点ではチェルシーにロナウド獲得のプランがないことを伝えているが、ロナウドにとってはプレミアリーグ残留とCL出場を同時に叶えることができるクラブだ。
2つ目の候補には、現実的な選択肢としてMLSのクラブが挙げられている。CL出場を望むロナウドにとっては不本意かもしれないが、かつてのチームメイトであるFWガレス・ベイルやDFジョルジュ・キエッリーニが今夏にMLS行きを決断している。欧州で満足な移籍先が見つからなければ、こういった選択も視野に入ってくるだろう。
最後に、ワイルドカードとして挙がっているのがパリ・サンジェルマンだ。現在このチームにはFWリオネル・メッシやWネイマール、FWキリアン・ムバッペという3人の大スターが所属しているが、メッシにはバルセロナ復帰の噂が広まっており、ネイマールも新天地を求めていると英『Squawka』は言及。この2人が退団すればロナウドに移籍の道が開かれるかもしれないが、すぐにそうなる保証もないと伝えている。
英『Manchester Evening News』によれば、ロナウドの古巣であるスポルティングやレアル・マドリード、さらにはバイエルン・ミュンヘン、ナポリ、ミラン、アヤックス、ローマなどといったクラブも移籍先予想の選択肢に挙がっている。今季の得点数が公式戦3ゴールということもあり、彼を獲得したいと考えるクラブがどれだけあるのかは現時点で未知数だが、W杯での活躍次第ではそういったクラブが増えるかもしれない。