来季J1制覇を狙う鹿島、3度優勝経験のストライカーを獲得 新たなエース候補が前線の起点になれるか

今季J1で7ゴールの知念 photo/Getty Images

来季から鹿島へ加入する知念

今季はJ1で一時、首位を走っていた鹿島アントラーズ。しかし上田綺世の移籍で得点源不在が続くと監督の交代も行われ、最終的には4位でシーズンを終了した。

そんな鹿島は26日、川崎フロンターレより知念慶を獲得。前線の起点となれるストライカーが新たな得点源となれるだろうか。

知念は2017年に愛知学院大学から川崎へと加入した。初年度は公式戦9試合2得点と試合に絡めなかったが、クラブはJ1優勝を経験。翌年には出場数を増やし、J1で27試合4ゴールを記録しており、連覇に貢献した。2020年には出場機会を求めて大分トリニータへ期限付き移籍し、キャリア最多の29試合に出場している。

レアンドロ・ダミアンが得点を量産した昨季は4ゴールに終わった知念だが、今季はそのエースがケガによって離脱すると、先発出場する機会も増加。それに伴ってゴール数も増えていき、今季はキャリアハイとなるリーグ戦27試合7得点を記録する。J1優勝は勝ち取れなかったが、家長昭博、マルシーニョに次ぐチーム3位の得点数を決めている。

そんな知念が鹿島でどのような活躍を見せるか。身体を張って前線からポストプレイを行い、ゴールを奪えるストライカーは貴重な存在だ。鈴木優磨とのコンビで得点数もさらに伸ばしていけるだろう。また川崎では2017年から3度のリーグ優勝を経験しており、タイトルが欲しい鹿島にとって彼の経験も武器になる。

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