レアルがマンUの攻撃の軸B・フェルナンデスに関心? W杯で2G2Aと活躍中の彼をスカウトが直接視察か

ウルグアイ戦では2ゴールの活躍を見せた photo/Getty Images

ファイナルサードで違いを生み出せるB・フェルナンデス

ポルトガル代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会を戦っているマンチェスター・ユナイテッドの28歳MFブルーノ・フェルナンデス。レアル・マドリードは彼の獲得に興味を示しているようだ。
 
今大会のポルトガルはグループステージの初戦となったガーナ戦を3-2で競り勝ち、続くウルグアイ戦も2-0で勝利。2連勝ですでに決勝トーナメント進出を確定させている。そんな中で特大の輝きを放ったのがB・フェルナンデスだ。
 
初戦のガーナ戦では、B・フェルナンデスのスルーパスからFWジョアン・フェリックスとFWラファエル・レオンのゴールが生まれている。ウルグアイ戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドへのクロスがそのままネットを揺らす形で先制点をゲットしており、試合終盤には彼の突破がエリア内での相手のハンドを誘発。そこで得たPKを自ら沈めている。
 
結果的に、今大会のB・フェルナンデスはここまでの2試合で2ゴール2アシストという好成績を残している。スペイン『MUNDODEPORTIVO』によれば、レアル・マドリードはB・フェルナンデスがポルトガルでプレイしていたスポルティング時代から彼に目をつけていたようで、ポルトガル対ウルグアイの一戦にスカウトを派遣していた模様。ここにきて彼への関心を再燃させているという。
 
しかし、マンUは今年4月にB・フェルナンデスとの契約を延長しており、現行契約は2026年6月までとなっている。そもそも、攻撃の軸となっている彼をマンUがそう簡単に手放すとは考えづらい。もしレアルが本当にB・フェルナンデスを欲するなら、マンUが彼を獲得する際に発生した移籍金よりも、ずっと多くの金額を支払わなければならないだろうと同メディアは伝えている。
 
マンUがスポルティングからB・フェルナンデスを獲得したのは2020年1月のことであり、移籍金はボーナス込みで最大8000万ユーロ(約113億円)と言われている。それ以上の移籍金を要するとなれば、さすがのレアルでも気軽には獲得に動けないと思われるが、ウルグアイ戦に訪れたレアルのスカウトはB・フェルナンデスの2ゴールの活躍をその目でしかと確認したはずだ。
 
今夏にはMFカゼミロがマンUへ移籍するといったサプライズが起きたこともあり、レアルがMFルカ・モドリッチやMFトニ・クロースに代わる中盤の柱にB・フェルナンデスを据えたいと考えていても何ら不思議ではない。今後、レアルが彼の獲得に本格的で動き出すのかどうか、その動向には注目だ。

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