メッシをも超える“W杯最多チャンスメイク数” 287分のプレイでチャンス連発する何でも屋の脅威

攻守両面でグリーズマンは欠かせない photo/Getty Images

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ポグバ、カンテの穴を埋める圧倒的貢献度

ベスト16でポーランド代表を華麗に撃破し、FIFAワールドカップ連覇へ突き進むフランス代表。

スポットライトを浴びているのは、やはりFWキリアン・ムバッペだ。ポーランド戦でも2ゴールを奪い、ここまで計5ゴールで得点ランク首位に立っている。このまま大会得点王を獲得する可能性もあるだろう。

ムバッペがフィニッシュの中心になっているのは間違いないが、チャンスメイクに走っている選手のことも忘れてはならない。仏『Foot365』が驚異的な貢献度と絶賛したのは、FWアントワーヌ・グリーズマンだ。
グリーズマンはアタッカーではあるものの、今大会は『何でも屋』と言っていい働きを見せている。時には自陣ペナルティエリア付近まで戻って守備に走っており、アタッカーながら守備のセンスも抜群だ。運動量もあり、グリーズマンも今のチームに欠かせない。

ここまでグリーズマンは15回のチャンスメイクを記録しているが、これは2位のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(13回)を抑えて大会トップの数字だ。

しかもメッシが360分間プレイしているのに対し、グリーズマンはグループステージ最終節のチュニジア戦を温存という形でスタメンから外れているため、プレイタイムは287分に留まる。それでも最多のチャンスメイク数を記録しているのは見事だ。

特に今大会はエンゴロ・カンテ、ポール・ポグバと前回優勝を知る中盤のキーマン2人が怪我で離脱しており、グリーズマンはその穴を埋めるかの如く攻守両面でピッチを走り回っている。その働きぶりはMVPと言っても大袈裟ではなく、連覇へ絶対に欠かせない存在だ。

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