J3からステップアップを続け、ついにJ1の舞台へ 広島へと移籍したGK田中雄大が大迫らと定位置を争う

秋田からステップアップする田中 photo/Getty Images

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秋田から加入した田中

サンフレッチェ広島は10日、ブラウブリッツ秋田からGK田中雄大を獲得したことを発表した。J3からキャリアを始めた守護神は、初のJ1への舞台へステップアップとなった。

桐蔭横浜大学から2018年にSC相模原へと加入した田中。川口能活との熾烈なポジション争いを繰り広げ、初年度から先発として名を連ねてJ3で26試合に出場。2020年には秋田へ移籍してチームの堅守を支えると、32試合に出場してJ3優勝に貢献する。チームはこのシーズンに開幕28試合連続無敗記録を打ち立てるなど、田中は秋田に偉大な貢献度を誇っている。

戦いの舞台をJ2に移した2021年以降も田中のパフォーマンスは向上し、同年にはキャリアハイとなるJ2で38試合に出場し、J2残留に貢献すると、今季もゴールマウスを守り続けてクラブは2年連続の残留を果たした。
その活躍が評価されて昨季のルヴァンカップ王者・広島へと移籍を決める。チームには正守護神の大迫敬介や、チームを支え続ける林卓人が在籍しており、激しいポジション争いとなるだろう。J3から這い上がってきた田中がどのように自身の地位を確立していくか、注目したい。

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