守田英正のようなステップアップにも期待 三竿健斗がポルトガルから欧州への扉を開く

今季はセンターバックでプレイした三竿 photo/Getty Images

鹿島からサンタ・クララへ移籍

鹿島アントラーズは12日、三竿健斗のサンタ・クララへの移籍を発表した。同クラブからスポルティングへと飛躍し、FIFAワールドカップ・カタール大会でも活躍した守田英正のような高いパフォーマンスを披露できるか。

2015年に東京ヴェルディのアカデミーからトップチームへ昇格した三竿。すると初年度からレギュラーに定着し、高卒ルーキーながらJ2で39試合に出場する。そして翌年には鹿島へとステップアップし、2018年にはAFCチャンピオンズリーグで11試合に出場するなど、チームを支えてアジア制覇を経験している。

今季もJ1で33試合2得点と主力として鹿島を支えた。またボランチで長らくプレイしていた三竿だが、今季はセンターバックを主戦場とするなどプレイエリアの幅を広げた。より守備力を強化した男はポルトガルでどのような活躍を見せるだろうか。

日本代表の中盤を支える守田英正も川崎フロンターレからサンタ・クララへと移籍し、欧州への扉を開いた。2020シーズン終了後にポルトガルへ移籍し、2020-21シーズンで20試合に出場。翌年もレギュラーの座を確立してスポルティング加入となり、今季はUEFAチャンピオンズリーグも経験した。三竿も守田のような活躍とステップアップに期待が高まる。

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