初挑戦のJ2で14ゴールとブレイクしたストライカー 浦和レッズの“新エース”に大きな期待

労を惜しまないプレスも髙橋の持ち味 photo/Getty Images

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来季はJ1初挑戦となる髙橋

浦和レッズは15日、ロアッソ熊本より髙橋利樹が加入したことを発表した。今季J2のベストイレブンにも選ばれたストライカーは、浦和でどのような活躍を見せるだろうか。

髙橋は埼玉栄高校から国士舘大学を経て、2020年にロアッソ熊本へ加入。当時J3の熊本で初年度から主力となり、32試合9ゴールを記録する。翌年にも23試合8ゴールでチームのJ2昇格に貢献。2年間で自らの地位を確立していく。

するとJ2の舞台でもそのパフォーマンスを遺憾なく発揮。前線からの積極的なプレッシングや起点となれるポストワークでゴールを量産すると、キャリアハイとなるJ2リーグ戦40試合14ゴールを決めて熊本の4位浮上の原動力となる。シーズン終了後には、今季から新設されたJ2アウォーズにてベストイレブンに輝くなど、大きな飛躍を見せた1年となった。
髙橋はクラブ公式を通じて「小さいころから応援していた浦和レッズの一員になれることをとてもうれしく思います」とコメントするなど、地元・埼玉県の浦和へ移籍を決める。浦和も前線のストライカーとして、20代半ばの選手は少なく、サイドハーフが主戦場の松尾佑介のみだ。熊本同様に加入当初から存在感を発揮して、新たな得点源となれるか。浦和の新エースとして期待が寄せられる。

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