J2降格のジュビロ磐田を1年で戻すために ブンデスでの経験も武器に“ナンバー10”の復帰が待たれる

来季も磐田で戦う山田 photo/Getty Images

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山田の契約更新が発表

今季J1を最下位で終えてJ2降格が決まったジュビロ磐田。1年での復帰を目指して来季は再び下部からの積み上げが求められる。そんなチームは17日、クラブの主力選手の契約更新を発表した。その中にはチームで主軸となる山田大記も更新している。

2011年に明治大学から磐田に加入した山田は、1年目から10番を付けるなど期待され、公式戦36試合5ゴールを記録。翌年以降も2年連続で公式戦二桁得点を決めるなど、瞬く間にチームの中心となった。

さらに2014年にはJ2でも磐田をけん引すると、シーズン途中でブンデスリーガ2部のカールスルーエに移籍。初の欧州挑戦でもレギュラーに定着し、リーグ戦33試合6得点と飛躍した。1部昇格を掴むことはできなかったが、コンスタントに試合に出場し続けてチームの主力として活躍する。
2017年には磐田に復帰した山田。クラブ史上2度目のJ2となった2020年には背番号を19番から10番に変更して戦い、昨季は38試合11ゴールとリーグ戦ではキャリアハイの数字を残してJ2優勝に導く。しかし今季はケガに苦しみ7試合の出場にとどまった。再びJ1の舞台へクラブを戻すために。背番号10番の戦いは続いていく。

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