4年後はヴィニシウス、ロドリゴと一緒に大暴れ? 怪物ロナウド氏も絶賛するマルティネッリの急成長

アーセナルではポジションを確保しているマルティネッリ photo/Getty Images

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ネイマール中心だったチーム構成は変わるか

ネイマールにとって最後かもしれないと考えられたFIFAワールドカップ・カタール大会でベスト8敗退に終わり、涙を呑んだブラジル代表。2002年の日韓大会以来優勝から遠ざかるサッカー王国の4年後はどうなっているのだろうか。

現在30歳のネイマールに関してはまだ4年後のFIFAワールドカップも狙えると言われているが、今のブラジルには優秀な若手アタッカーが揃っている。彼らが順調に育つならば、4年後はネイマールすらスタメン入りが難しくなってくるかもしれない。

元祖怪物FWロナウド氏が名指しで評価したのは、アーセナルFWガブリエウ・マルティネッリだ。今回のカタール大会でもメンバーに入っていたマルティネッリに関し、ロナウド氏は4年後にセレソンの主力となっている可能性が高いとプッシュする。
「彼はアーセナルで素晴らしい成長を遂げており、カタール大会でもその可能性を示した。彼は2026年のワールドカップで輝くはずだ。私たちは彼に興奮しているんだ。多くの情熱と自信を持ってプレイしているところに感銘を受ける」(『METRO』より)。

マルティネッリの場合はアーセナルで左ウイングを担当するケースが多く、現状そのポジションはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールと被る。しかし今後2人がポジションを移すのであれば、同時起用の道も見えてくる。

またレアル・マドリードではFWロドリゴ・ゴエスも順調に伸びており、今後は彼らの世代が中心となっていく。マルティネッリも次の4年でワールドクラスのアタッカーに成長している可能性があり、スピードと突破力に加えて運動量も豊富なところが魅力だ。

果たして4年後へセレソンの攻撃陣はどう変わっていくのか。これまではネイマール中心のチームだったが、4年後はその図式も変わっているかもしれない。それが良い方向へ働く可能性もあり、マルティネッリ、ヴィニシウス、ロドリゴの3人が次の4年で更なる成長を遂げれば超強烈な攻撃ユニットが完成することだろう。

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