アーセナルが03-04シーズン以来のリーグタイトル獲得のため即戦力補強へ W杯決勝経験したMFがターゲット?

アルゼンチンとのW杯決勝に先発したラビオ photo/Getty images

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即戦力を獲得できるか

22-23シーズンのプレミアリーグを首位で終えたアーセナル。後半戦もこの勢いを継続できれば、03-04シーズン以来のリーグ優勝となる。

そこで重要となるのが冬の移籍市場だ。アーセナルは補強で近年素晴らしい成績を残しており、今夏もオレクサンドル・ジンチェンコとガブリエウ・ジェズスの2人の即戦力を獲得した。

英『football.london』によると、アーセナルのターゲットはユヴェントスのMFアドリアン・ラビオだという。
長くフランスでプレイした選手で、2019年からイタリアに拠点を移している。フランス代表に選ばれており、FIFAワールドカップ・カタール大会の決勝では先発としてピッチに立っている。

ラビオとユヴェントスの契約は今季までとなっており、来夏になれば移籍金ゼロで獲得することができる。同メディアによると、アーセナルは今冬にラビオを獲得したいと考えているようだ。

ユヴェントスの要求額は1500万ユーロ(日本円にして約21億円)とされており、アーセナルが支払えない額ではない。近年アーセナルで目立つ若手の補強にはならないが、時には確実に計算できる中堅の獲得は必要になる。

同メディアは、高額な給与が獲得の障壁になると主張している。現在ラビオがユヴェントスで受け取っている額は週給約19万ユーロ(日本円にして約2600万円)とされている。年俸にすると、1000万ユーロ近い額になるため、確かに高い。

ラビオは中盤を主戦場とするレフティで、攻守両面で輝くことができる。守備時はタイトなマークを見せボールを刈り取り、そこから推進力のあるドリブルやパスで攻撃に貢献する。ポジションでいえばグラニト・ジャカと被ることになるが、トーマス・パルティの位置で計算できるようになれば大きな補強となる。

シーズン後半戦に向けてスカッドを強化できる即戦力が欲しいアーセナル。ラビオはピッタリな存在であり、ライバルとの争奪戦を制することはできるのだろうか。

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