自慢の爆速で1アシストを記録したが…… フィニッシュで精彩欠いたヌニェスには早くゴールが必要だ

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カラバオカップを敗退したリヴァプール

FIFAワールドカップからの中断明け初戦となったカラバオカップ4回戦。昨季の王者・リヴァプールは、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティと対戦し、2-3で敗れて姿を消した。最前線で奮起し、2点目の起点となった男がダルウィン・ヌニェスだ。

この試合を[4-1-2-3]で挑んだリヴァプールは、右からモハメド・サラー、ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョの3人を配置した。最前線で相手の最終ラインの裏を突いて攻撃の起点となったヌニェス。独力でも決定的なシーンを作れるストライカーは、何度もシュートを放ってチャンスを作った。

すると1-2で迎えた48分だった。リヤド・マフレズのゴールで勝ち越されてすぐの攻撃で左サイドからスルーパスに反応すると、持ち味のスピードで突破して相手を抜き去る。中央で待っていたサラーが減速したタイミングで絶妙なパスを送ると、最後はエースがゴールを決めてヌニェスは1アシストを記録した。
決定的な仕事をやってのけたヌニェスだが、最終的には2-3で敗れてしまった。自らフィニッシュを迎える場面はいくつもあったストライカーだが、この試合、自身で記録したゴールはゼロ。それが最終スコアにも表れてしまった。もちろんヌニェスだけの責任ではないものの、決定機で精彩を欠いていたのも事実。W杯ではゴールを決められなかったFWは早くゴールネットを揺らして結果を積み重ねたいところだ。

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