34歳の点取り屋チチャリートがいればメキシコ代表は変わったか 監督交代で再びの招集案も

MLSで活躍を続けるエルナンデス photo/Getty Images

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カタール大会には招集されず

1994年のアメリカ大会より7大会連続でベスト16に進んでいたが、ついにその記録がFIFAワールドカップ・カタール大会で途絶えたメキシコ代表。ヘラルド・マルティーノに率いられたチームは北中米カリブ海予選の頃より調子が上がらず、カタール大会本番では最終節・サウジアラビア戦での猛攻も実らずグループステージ敗退となってしまった。

大会後には、2019年1月よりチームを指揮してきたマルティーノが退任することも決まった。それに合わせ、浮上してきたのがメキシコ代表史上最多得点記録の持ち主であるFWハビエル・エルナンデスの代表復帰案だ。

チチャリートことエルナンデスはマルティーノと折り合いが悪く、アメリカ・MLSで結果を出しているにも関わらずカタール大会も招集外だった。34歳と全盛期は過ぎたかもしれないが、エルナンデスは2022年もMLSにてリーグ戦18ゴールを記録している。ロサンゼルス・ギャラクシー屈指の点取り屋であり、FW不足に悩むメキシコ代表には必要な人材だったのではないか。
スペイン『MARCA』によると、メキシコのアンドレ・マリン記者は次の代表戦でエルナンデスが代表に戻ってくるはずとの予測を展開している。

「メキシコ代表の監督が誰になるかは関係なく、次の3月の代表戦ではエルナンデスはそこにいるだろう。チチャリートはマルティーノから追放されていたが、復帰する。再びチチャリートはゴールを決めるだろう。ユニフォームも売り、彼は再びメキシコサッカー界にとって重要な存在になるだろう」

エルナンデスの代表通算成績は109試合で52ゴールと見事だ。MLSでも証明している通り得点感覚は衰えていないはずで、カタール大会でも見てみたい選手の1人だった。

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