レスター指揮官はイングランド代表MFマディソンの残留に自信 背番号10の去就は後半戦の行方を大きく左右する

マディソンの去就はいかに photo/Getty Images

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一時は最下位に沈んでいた今季のレスター

1月の移籍も囁かれているレスター・シティのMFジェイムズ・マディソン。シーズン後半戦で巻き返しを図りたいブレンダン・ロジャーズ監督は、マディソンの残留を確信しているようだ。
 
今季のレスターはスタートダッシュに失敗し、しばらく低迷が続いていたものの、10月下旬あたりから勝ち星を重ね、プレミアリーグ13位でワールドカップ開催期間に突入している。チームの10番を背負うマディソンは、その中で公式戦14試合に出場し、7ゴール4アシストという成績を記録。攻撃の核として機能している。
 
そして、マディソンはワールドカップに挑むイングランド代表メンバーにも選出され、滑り込みでカタール行きのチケットを手にした。ところが大会直前のウェストハム・ユナイテッド戦で膝を負傷するといった不運が重なり、最後まで出番を得ることはできず。その鬱憤をレスターで晴らすことが期待される。
 
しかし、マディソンとレスターの契約は残り1年半となっており、徐々に契約満了の時が近づいている。現在3位のニューカッスル・ユナイテッドは今夏にもマディソンの獲得を狙っていたが、引き続き彼に目をつけている。他にもいくつかのクラブが移籍先候補として噂にあがっている。
 
それでもレスターを率いるロジャーズ監督はマディソンが1月に移籍することはないと考えている模様。英『Daily Mail』によれば、彼はマディソンの残留に自信を覗かせている。
 
「1月にジェイムズをどうにかしなければならないというような話は聞かされていない。彼はここに残しておきたい選手だ」
 
「良い選手がいれば、いつだって他のチームから欲しがられるものだし、それは良い兆候だ。それはそれでOKだ。私はそういった選手たちがここにいてくれると確信している。私の焦点はチームを向上させることで、それが私のやりたいことだ」
 
レスターはマディソン以外にも、MFユーリ・ティーレマンスなどに移籍の噂が浮上しており、どれだけ主力を残せるかが後半戦を戦う上で鍵となる。彼らの引き留めに成功し、ワールドカップ前の調子を維持したまま戦うことができれば、もう少し順位を上げることも可能だろう。

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