“Jリーグ最高の中盤戦士”が海外へ? スコットランドでポステコグルーと再会へ。古橋らに続きフル代表入りも期待

セルティック移籍が濃厚な岩田智輝 photo/Getty images

楽しみな移籍となりそうだ

元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督就任後、日本人選手を積極的に獲得しているセルティック。すでに古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介の4人がおり、先日ヴィッセル神戸の小林友希が加わった。

スコットランドメディア『THE SCOTSMAN』は、F・マリノスの岩田智輝がセルティック移籍に近いと報じている。

同メディアによると、今冬にレンタルでセルティックに加わり、夏に買い取りオプションを行使できる契約になるという。移籍金は100万ポンドとされている。すでに労働ビザは取得済みで、今後メディカルチェックを受けるという。ポステコグルーとは以前F・マリノスで共にプレイしており、スコットランドで再びチームメイトとなるか。

岩田は大分トリニータからやってきた選手で、中盤、センターバック、サイドバックと複数のポジションでプレイできる。今季の終盤は主にCBとしてチームに貢献した。

岩田の能力の高さを生かすなら、中盤がベストか。ボールを刈り取ることに長けており、そこからの展開力が魅力の一つだ。アタッキングサードでの精度は改善が必要だが、CBで起用するよりも前のポジションで使ったほうが良さが出る。

セルティックに現在、所属する井手口はチームを離れることが濃厚とされており、その代打として獲得されたと予想できる。

セルティック移籍後、古橋や前田、旗手が日本代表に名を連ねたと考えれば、岩田のサムライブルー入りの可能性も高まる。以前にも招集されることはあったが、海外組がいない国内組限定のメンバー入りだった。

海外組含めた森保ジャパンの中盤は遠藤航と守田英正が1番手に君臨しており、次に田中碧が序列としては並ぶ。岩田はここに食い込めるような選手であり、彼の海外移籍は代表の中盤の強化にもつながる。

今季は複数のポジションでプレイし、F・マリノスのリーグ制覇に貢献した岩田。ハイレベルのパフォーマンスを維持しながら複数のポジションでプレイすることができ、ポステコグルー監督は教え子をどこで起用するのだろうか。

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