「今後の半年でチャンスを掴めなければ……」 マンUで苦悩するファン・デ・ベークのタイムリミット

マンUではほとんど出番がないファン・デ・ベーク photo/Getty Images

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今季も出番は215分間のみ

FIFAワールドカップ・カタール大会でベスト8に入ったオランダ代表にその居場所はなかった。マンチェスター・ユナイテッドで苦しい時間が続いているのは、25歳のMFドニー・ファン・デ・ベークだ。

2020年夏にアヤックスから加わったが、ここまでマンUでは2051分間しかプレイ出来ていない。アヤックス時代に指導を受けたエリック・テン・ハーグがマンUの指揮官に就任した際には状況が変わるかとも思われたが、重要な時期に怪我もあった。今季ここまでの出場時間は僅か215分間に留まる。

当然オランダ代表からも声はかからず、最後の出場は昨年3月のことだ。アヤックスでプレイしていた頃は攻守両面で気の利いたプレイができ、中盤からペナルティエリアへ顔を出してゴールを奪う力もあるMFとして高い評価を得ていたが、その強みがマンUで活かされた機会はほとんどない。本人もここまで出番が少ないとは予想していなかっただろう。
マンUとの契約は2025年までとなっているものの、今の状況を続けるわけにもいかない。英『Daily Mirror』によると、クラブOBのミカエル・シルベストル氏は残り半年が勝負と後半戦の奮起に期待をかける。

「これから多くの試合がある。しかし、彼が今後の半年でチャンスを掴めなければユナイテッドでの仕事は終わってしまう」

まだ25歳と若いためエールディヴィジへ戻る手もあるが、このまま終わるわけにもいかない。ビッグクラブで戦える選手であることを証明する意味でも、後半戦のどこかでアピールしたいところだ。

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