ガクポ加入でリヴァプールの“フロントスリー”はどう変わる? ヌニェスの左WGも選択肢の一つになるか

ヌニェスの持ち味を発揮できるか photo/Getty Images

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今季ガクポはリーグ戦9ゴール12アシスト

PSVとコーディ・ガクポ獲得でクラブ間での契約がまとまったリヴァプールは、近日中に獲得のアナウンスが出されることだろう。左ウイングとセンターFWでもプレイできるガクポの起用法には大きな注目が集まるはずだ。

ルイス・ディアスやディオゴ・ジョタの負傷離脱によって左ウイングへの起用が濃厚だと考えられるが、ガクポの193cmという長身やテクニックを生かすのであれば3トップの中央も考えられる。そうなると挙がっているのが、ダルウィン・ヌニェスのウイング起用だ。

今季ベンフィカからリヴァプールへと加入したヌニェスは、スピードとテクニックを武器に新チームでも得点を重ねており、公式戦18試合8ゴールを記録している。3トップのセンターFWや2トップの一角として起用されることの多いヌニェスは、タイミングよく相手の裏を抜けてスピードを生かして一気にチャンスを作り出すストライカーだ。
特に左サイドの突破からチャンスを作る機会が多いヌニェス。プレミアリーグ第17節のアストン・ヴィラ戦でもヌニェスが突破してチャンスメイクすると、最後はステファン・バイチェティッチがゴールを決めてみせた。ベンフィカ時代にも左サイドからのドリブルで中央へと進入してゴールを決めており、持ち味を出すためにヌニェスを左で起用することも一つの手だろうか。

無得点に終わったFIFAワールドカップ・カタール大会でウルグアイでは左ウイングで起用されていた。中央から一度、左に流れてスピードを生かすのが最大の武器であるため、W杯ではそれが発揮できなかった。リヴァプールで左ウイングでもプレイできるガクポと流動性を高めていけば、より息の合ったコンビネーションを見せられるかもしれない。

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