チェルシーでは5年でたった“23試合”のみ レスター奇跡の優勝メンバーは今も無所属が続いている

レスターでは絶対的主力だったドリンクウォーター photo/Getty Images

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レスターを離れてからは喧嘩などネガティヴな話題が目立つ

2015-16シーズンにレスター・シティが奇跡のプレミアリーグ制覇を果たしてから約6年。当時のメンバーで最もキャリアが変わったのは、MFダニー・ドリンクウォーターなのかもしれない。

当時のメンバーでは中心選手だったMFエンゴロ・カンテとドリンクウォーターがチェルシーへ、MFリヤド・マフレズはマンチェスター・シティへ移籍。FWジェイミー・バーディは残留の決断を下したわけだが、この中で一番苦労しているのは説明するまでもなくドリンクウォーターだ。

ドリンクウォーターは2017年にチェルシーへ加入しているが、何とこの5年でチェルシーの一員として出場したゲームは23試合のみ。バーンリー、アストン・ヴィラ、トルコのカスムパシャ、イングランド下位リーグのレディングとレンタル移籍を繰り返すことになり、あのままレスターに残っている方が良いキャリアとなったのではないか。
今年7月にはチェルシーとの契約が満了を迎え、現在も未所属のままだ。英『The Sun』によると、ドリンクウォーターは「もしレスターに残っていたら、もしチェルシーで怪我がなければ、もしクラブが異なる扱いをしてくれたら。これらはすべて仮定の話だ。満足はしていないよ」と5年間を振り返っている。

年齢は32歳を迎えているが、まだトップリーグで戦えたはずだ。アストン・ヴィラにレンタル移籍した際にはチームメイトと喧嘩したり、バーンリーにレンタル移籍した際にはナイトクラブでお酒絡みの喧嘩騒動を起こしたり、問題行動も目についた。それも未だ無所属が続いている理由の1つか。

レスターでの活躍からイングランド代表にまで選出されたが、転落は早かった。今後のキャリアは読めないが、レスター時代の輝きを取り戻すことは可能だろうか。

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