古橋がセルティックの“真のレジェンド”になるとき カギは中村俊輔と同じレンジャーズ潰しにあり

セルティックで得点を量産している古橋 photo/Getty Images

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ライバル相手にゴールを奪ってこそ伝説になれる

ここまでリーグ戦19試合を消化し、18勝1敗と圧倒的なパフォーマンスで首位を快走しているセルティック。チームのエースである古橋亨梧も順調に得点を重ねており、理想的なシーズンと言えよう。

だが、古橋にはチームのレジェンドストライカーになるために乗り越えなければならない壁がある。それは、ライバルであるレンジャーズ相手に得点を奪うことだ。

国内カップ戦も合わせると、古橋はレンジャーズと5度顔を合わせている。しかしレンジャーズ戦では未だ無得点となっており、やはりセルティックのストライカーにはレンジャーズ戦でのゴールが求められる。過去には中村俊輔もレンジャーズ戦で豪快なゴールを決めており、それがレジェンドへの条件か。
地元メディア『Read Celtic』も最後の壁としてレンジャーズ戦を挙げており、それさえクリアできれば真のエースとしてクラブ史に名前を残せるはずだ。

「ほとんどの場合、セルティックのストライカーはレンジャーズに対するパフォーマンスで判断される。ここ1年のセルティックは古橋、ギアクマキスのゴール無しでレンジャーズを倒せた。キョウゴがレンジャーズ戦で貢献できれば、セルティックのファンが抱く疑問のほとんどが解消される。キョウゴはセルティックの偉大なストライカーになろうとしているところだ」 

そのレンジャーズ戦が年明け一発目となる2日に予定されている。現在2位レンジャーズとは9ポイントの差がついており、ここで勝てば優勝へ大きく近づくことになる。レンジャーズを打ち破ってこその完全優勝であり、古橋だけでなく前田大然やMF旗手怜央ら日本人選手が2日のレンジャーズ戦でも結果を残せるか注目だ。

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