「期待以上の活躍」「頼りになる存在」 ブンデスリーガ前半戦で輝いた2人のサムライ

怪我もあったがブンデスリーガ前半戦で素晴らしいパフォーマンスを披露した板倉滉 photo/Getty Images

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他部門の発表も待ちたい

22-23シーズンのブンデスリーガは第15節までが終了しており、1月の下旬から第16節が後半戦としてスタートする。

独『Kicker』ではこの期間を利用して22-23シーズンの前半戦で素晴らしいパフォーマンスを披露した選手をポジションごとにランク付けしている。これまでGK、CB、SB、守備的MFの4つのポジションでランキングが公開されており、2人の日本人選手が上位に食い込んだ。

まずはCBだ。1位がバイエルン・ミュンヘンのダヨ・ウパメカノ、2位がフライブルクのマティアス・ギンターで、ボルシアMGの板倉滉は6位にいる。
「ブンデスリーガ初挑戦の板倉は、ボルシアMGで期待以上の活躍を披露している。地上戦でも空中戦でも力強く、ビルドアップでも良さを見せる。6番としても起用できるが、ファルケ監督はCBとして見ている」

同メディアでは板倉をこのように評価している。昨季シャルケにいたことがアドバンテージになっており、ドイツへの適応はすでに済んでいる。攻守両面での輝きは期待以上だ。中盤でピッチに立つことも可能と、まだまだ伸びしろがある。

守備的MF部門ではボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガム、バイエルンのヨシュア・キミッヒが上位に並び、シュツットガルトの遠藤航が6位にいる。

「29歳の日本人はシュツットガルトにおいて非常に頼りになる存在だ。走力、ボール奪取力、技術があり、献身的なプレイでチームの模範となる。W杯でも主役となった」

遠藤はシュツットガルトでも日本代表でも頼りにされる存在だ。守備力だけでなくボールを持った時でも良さを見せる場面が増えており、W杯では素晴らしいミドルシュートを放った。

ここまでは後方のポジションしか明かされていないが、攻撃的MF部門ではフランクフルトの鎌田大地のランクインが期待できる。右サイドハーフであれば堂安律の勢いも注目で、年々ドイツで輝く日本人選手が増えている。

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