ミランの主将カラブリアがリーグ後半戦に向け再始動 約3ヵ月ぶりに試合出場の見込み

久々にカラブリアのプレイが見られるか photo/Getty Images

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セリエA2連覇を狙う今季のミラン

31日、リーグ戦再開前最後の親善試合となるPSVアイントホーフェン戦に臨むミラン。長期離脱していたミランのキャプテンDFダヴィデ・カラブリアはこの試合で先発復帰する可能性があるようだ。
 
10月初旬のエンポリ戦で前半のうちに負傷交代し、それ以来離脱が続いていたカラブリア。DFアレッサンドロ・フロレンツィも長期離脱中ということで、彼が抜けた穴はセンターバックと右サイドバックを兼任するDFピエール・カルルや、今夏にバルセロナからローンで加入したDFセルジーニョ・デストが埋めていた。
 
ミランはワールドカップ開催期間中に行われたアーセナルやリヴァプールとの親善試合に続き、今度はPSVと対戦。伊『Gazzetta dello Sport』によれば、カラブリアはこのPSV戦に右SBとして出場する見込みのようで、CBはDFフィカヨ・トモリとカルルというお馴染みのコンビになる模様。デストはベンチスタートかと思いきや、ワールドカップ決勝を戦ったDFテオ・エルナンデスの代わりに左SBで起用される可能性が高いという。
 
また、T・エルナンデスと同様にワールドカップ決勝を戦ったFWオリヴィエ・ジルーにも代役が立てられるようで、FWアンテ・レビッチやFWチャールズ・デ・ケテラエルが1トップ候補にあげられている。シーズン前半戦はトップ下のポジションで起用されたデ・ケテラエルだが、ここ数日のトレーニングでは偽9番としてプレイしているようだ。
 
今回のPSV戦は、ミランにとって来月4日のサレルニターナ戦に向けた最後の調整の場となる。現在リーグ2位のミランは首位ナポリとの勝ち点が8離れており、リーグ2連覇を果たすためにはこれ以上の取りこぼしを避けなければならない。そういった意味ではキャプテン・カラブリアの復帰が戦力的にも精神的にも大きいはず。まずは無事に試合を終えること、できればサレルニターナ戦に向けて試合感を取り戻すことがPSV戦のカラブリアには求められそうだ。

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