中村俊輔以来の受賞も? スコットランドメディアがPFA年間最優秀選手賞に前田大然を推薦する理由

セルティックで評価を高める前田大然 photo/Getty Images

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期待を寄せられている

元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督就任後、素晴らしい成績を残しているセルティック。その補強には注目が集まることが多く、古橋享梧をはじめとする日本人選手を何人も抱えている。

『THE SCOTSMAN』ではスコットランドのPFA年間最優秀選手賞に前田大前が選出される可能性があると主張している。

PFA年間最優秀選手賞とは文字通り、そのシーズンに素晴らしい成績を残した選手に与えられるものであり、2014年から2019年までの5年間はセルティックの選手が選ばれていた。元日本代表の中村俊輔は2007年のセルティック在籍時に受賞している。
前田はここまで17試合のリーグ戦に出場して4ゴール4アシストを記録している。チーム得点王でリーグの得点王でもある古橋とはすでに10ゴール差をつけられているが、同メディアは前田のPFA年間最優秀選手賞の受賞を期待している。

前田が評価されているポイントは、攻守両面でチームのために走る献身的なスプリントだ。守備時はファーストディフェンダーとして相手のビルドアップにプレッシャーをかけ、攻撃面ではその走りで相手の守備を乱す。

「彼はチームプレイヤーだ。あまり評価されないことでも文句を言うこともなくやってのける。毎週チームのために走り続けるという精神を過小評価することはできない」

前田がゴールを決めたハイバーニアン戦後、ポステコグルー監督は前田にこのようなコメントを残している。

批判に遭う時期もあった前田だが、そのパフォーマンスでその声を称賛に変えてきた。日本代表でもそうで、彼の快速と守備時の献身性がなければグループステージを突破できていたかは怪しい。まだまだ足りない点もあるが、前田の強みはより評価されるべきものだといえる。

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