アーセナルで傑出したパフォーマンスを見せるウーデゴー レアルに安値で買い戻される心配はなし

キャプテンとしてだけでなく、プレイでもチームを牽引している photo/Getty Images

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まだまだ成長している24歳のウーデゴー

2021年夏にレアル・マドリードからアーセナルへと完全移籍し、今季からはチームのキャプテンも務めているMFマルティン・ウーデゴー。特にワールドカップ終了後の2試合ではどのクラブも欲しがるような傑出したパフォーマンスを見せたが、古巣レアルにとんぼ返りする心配はひとまずなさそうだ。
 
若い頃から神童と騒がれ、16歳でレアル・マドリードへと移籍したウーデゴー。ヘーレンフェーンやフィテッセ、レアル・ソシエダなどへの武者修行を経て、2021年1月にはアーセナルへのローン移籍が決定。その半年後には完全移籍する運びとなった。
 
キャプテンとなった今季はよりゴールに結びつくプレイが増えており、リーグ戦15試合で7ゴール5アシストを記録。先月27日に行われたウェストハム・ユナイテッド戦では2アシスト、1日に行われたブライトン戦では1ゴール1アシストという結果を残しており、その中でもFWガブリエウ・マルティネッリのゴールをアシストした、ブライトン戦のダイレクトスルーパスは圧巻だった。
 
ウーデゴーがこれだけのパフォーマンスを見せるとなると、アーセナルとしては他のクラブから目をつけられてしまうのが怖いところ。彼にとっての古巣であるレアルはその筆頭だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、ウーデゴーがレアルからアーセナルへ移籍した際の契約に買い戻し条項がないことをTwitterで明らかにしており、少なくとも安値で彼がレアルに復帰するということはなさそうだ。
 
これに加え、ロマーノ氏は「彼はアーセナルのプロジェクトに夢中だ」とも伝えており、当分の間ウーデゴーがアーセナルを離れることはなさそうだ。もしかすると、いつかはレアルに復帰したいという気持ちもどこかにあるのかもしれないが、まずはアーセナルのリーグ戦トップ4フィニッシュ、はたまたタイトル獲得を目標としているに違いない。

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