ギュンドアンとデ・ブライネが30代に突入。B・シウバはベンフィカに戻りたい ペップ・シティが直面する中盤問題

ベンフィカ復帰を希望しているベルナルド・シウバ photo/Getty Images

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インサイドハーフの高齢化が目立つ

マンチェスター・シティに所属するベルナルド・シウバの去就は移籍市場が近づくたびに話題に挙がる。

今夏の移籍市場ではバルセロナ行きが噂されていた。シティも要求する移籍金を支払うクラブが現れれば、売却に応じる姿勢を見せていたが、結局オファーはなく、ポルトガル代表MFは残留することになった。

「いつまで元気でいられるかわからない。僕は28歳で、夏には29歳になる。シティとの契約はあと2年だ。隠すつもりはないけど、ここ数年もし他クラブでいいところがあれば新しいプロジェクトに参加する気持ちはあったよ」
「29歳で移籍するとなると、新たな契約を終えるころには34歳になっているだろう。10年前の目標は32歳くらいでベンフィカに戻ることだった」

英『Manchester Evening News』にてB・シウバは将来について語っている。古巣であるベンフィカ復帰を望んでいるようだ。

ただB・シウバの思い通りにはいかないだろう。シティは新契約を用意しており、シティを退団することになっても移籍先のクラブが数年でB・シウバを手放すとは考えにくい。B・シウバの願いを叶えられるのはベンフィカのみだが、シティが求める移籍金を支払うとは考えられない。

B・シウバは移籍を希望する気持ちを隠そうとはしておらず、シティは代役確保に動くべきか。候補はジュード・ベリンガムとエンソ・フェルナンデスになる。が、彼らを欲しがるクラブは多く、チェルシーがフェルナンデス獲得のためにベンフィカに契約解除金を支払う用意ができているといった報道も聞こえてくる。ベリンガムにはレアル・マドリードやリヴァプールが関心を寄せており、争奪戦を制することはできるのか。

イルカイ・ギュンドアンとケビン・デ・ブライネが30代に突入し、B・シウバの去就は不透明。フィル・フォーデンのポジションを下げるプランもあるが、シティは中盤問題をどう解決するのだろうか。

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