昨季はPKの1点のみに終わった杉本健勇 補強禁止の磐田はこの男がエースとなる

J2での得点量産はあるか photo/Getty Images

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昨季は浦和から期限付き移籍

浦和レッズは4日、昨季までジュビロ磐田へと期限付き移籍していた杉本健勇の完全移籍を発表した。磐田加入後1年目は悔しい結果に終わった杉本は、J2で復活を遂げることができるのか。

セレッソ大阪で頭角を現した杉本は、東京ヴェルディや川崎フロンターレを経て2016年にJ2で41試合14ゴールと爆発し、クラブのJ1昇格に貢献。するとその勢いはとどまることを知らず、翌年にはJ1で34試合22ゴールを記録し、J1得点ランキングで2位に輝いた。

19年には浦和レッズへと移籍するも、J1でのゴールはPKでの2点のみに終わってしまう。再起を期した20年も33試合に出場して2ゴール。続く21年にはリカルド・ロドリゲス監督の下で序盤は先発を勝ち取るものの、結果を残せず。後半戦は横浜F・マリノスでもプレイした。
そして昨季は磐田へと期限付き移籍を果たす。前年にJ2得点王に輝いたルキアンの後釜として期待されるも、30試合に出場してPKの1点のみとなった。チームはJ1最下位となり、J2へと降格してしまう。

加えて磐田はファビアン・ゴンザレスの加入に際して新規登録禁止処分となっているため、今オフに新たな選手の獲得を行えない。そのため今季も杉本の活躍に期待が寄せられている。昨季も前線でポストプレイをこなすなど起点となっていた。結果を残して再び磐田をJ1の舞台へ上げることができるか。

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