オバメヤンはもうワールドクラスのFWではないのか 得点欲しい場面での交代に批判の声「キャリアの終わりだ」

マンC戦で違いを生み出せなかったオバメヤン photo/Getty Images

続きを見る

前半5分から入ったのに68分で交代

5日に行われたプレミアリーグ第19節でマンチェスター・シティと対戦したチェルシーを試合開始早々にアクシデントが襲った。FWラヒーム・スターリング、クリスティアン・プリシッチの2人がいきなり負傷交代することになり、チェルシーは前半22分の時点で2枚も交代カードを切ることになった。

まずスターリングと交代でピッチに入ったのはFWピエール・エメリク・オバメヤンだが、そのオバメヤンにサポーターから厳しい意見が飛んでいる。

前半5分にピッチに入ったオバメヤンだったが、0‐1とリードされた68分にオマリ・ハッチンソンとの交代でピッチを去ることになったのだ。これは戦術的な交代だが、試合途中から入ってきた選手が68分と早い時間にベンチへ下がるのはあまり印象が良くないか。しかも0-1とリードされた直後だっただけに、本来ならばFWの得点力が欲しい時間帯だ。
英『Daily Mail』によると、サポーターからは「オバメヤンがいてもチェルシーは10人でプレイしているようなものだった」、「オバメヤンのキャリアは終わりだ。サブで入り、得点が必要な場面で下げられた」といった意見が出ており、オバメヤンのパフォーマンスに納得していない。

オバメヤンは昨夏にバルセロナを離れ、チェルシーへ加入。本来は指揮官トーマス・トゥヘルの下でプレイするはずだったが、オバメヤン加入早々に指揮官がトゥヘルから現任のグレアム・ポッターに交代することになった。これはオバメヤンにとって計算外だっただろう。

しかし、それでもストライカーが今季リーグ戦1ゴールに留まっているのはマズイ。今回のマンC戦もチェルシーは終盤に猛攻を見せたが、フィニッシャーがいなかった。どうやって得点を奪うのか狙いが見えづらいところがあり、チームは得点力不足に悩まされている。

オバメヤンはその解決策とはならないのか。ドルトムント時代のパフォーマンスは間違いなくワールドクラスだったが、チェルシーでその輝きは見えてこない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ