ブスケッツに続くアンカーは誰になる スビメンディ、ネベス、ジョルジーニョ ら悩める最適解

シャビの理想はスビメンディだ photo/Getty Images

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完璧な後継者を見つけるのは難しい

バルセロナでは、長く中盤の底からチームを支えてきたセルヒオ・ブスケッツがクラブを離れる可能性が噂されている。

ジョゼップ・グアルディオラの頃よりチームスタイルは変わっているが、バルセロナにとってアンカーは特別なポジションだ。テクニックはもちろん、優れたゲームビジョンなど高いサッカーセンスが無ければ務まらない。

問題はブスケッツの後継者をどうするかだ。スペイン『Mundo Deportivo』はクラブ内でも意見は分かれていると取り上げている。
指揮官シャビ・エルナンデスが好んでいるのは、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ(23)だ。ただ、ソシエダと2027年までの契約を結んでいるスビメンディの契約解除金は6000万ユーロと高額に設定されている。簡単に手が出せる金額ではないだろう。

オランダ代表やアヤックスでその役割を担ってきたフレンキー・デ・ヨングに任せるのも手だが、他にはウォルバーハンプトンのルベン・ネベス(25)も候補者だ。

ベテラン枠ではチェルシーを離れるとの噂があるエンゴロ・カンテとジョルジーニョ(ともに31)2人も候補に挙げられている。それぞれタイプは異なるが、ゲームをコントロールする役割ならばジョルジーニョは適任か。

以前よりラファエル・マルケスやヤヤ・トゥレなど様々な選手が担当してきたバルセロナのアンカーだが、ブスケッツはグアルディオラ政権より絶対的な存在だった。ここの世代交代もスムーズに進むかは微妙なところで、シャビやイニエスタ、メッシらと同じくバルセロナの哲学には欠かせない選手でもある。

ブスケッツに代わるピッタリのアンカーは誰なのか。この選考にも頭を悩ませることとなりそうだ。

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