最前線で“偽9番”起用にも応えたブラジル人MF 札幌退団が決まった司令塔の今季は

シャビエルが退団した photo/Getty Images

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今季は3ゴールのシャビエル

北海道コンサドーレ札幌は8日、ガブリエル・シャビエルが退団したことを発表した。今季は最前線を務めるなど、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で奮闘したブラジル人司令塔だが、1年でチームを離れることとなった。

シャビエルは2017年にヴィトーリアから名古屋グランパスへ加入した。シーズン途中ながらすぐに結果を残した男は、J2リーグ戦で16試合7ゴールを記録。J1昇格に貢献すると、翌年には背番号を10番に変更した。J1でもクオリティの高いプレイを何度も披露し、29試合6ゴールでJ1残留に貢献する。

21年限りで名古屋との契約満了が発表されると、22年には札幌へ移籍した。ミシャ監督の下でシャドーとして正確なパスやドリブルでのチャンスメイクに期待されたシャビエルだが、度重なるFW陣のケガによって最前線で起用されることもしばしば。偽9番として前線の起点となった。
札幌では難しい起用に加え自身のケガの影響もあり、最終的にはJ1リーグ戦26試合3ゴールにとどまった。ただ現在29歳であり、まだまだ主力として活躍できるはずだ。今季シャビエルを獲得するクラブはあるのか、動向にも注目したい。

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