W杯で見つかった“豪州の巨人CB”をプレミアクラブは狙うべし 「彼の最大の強みは知性」

W杯で活躍したサウター photo/Getty Images

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レスターが関心との話題も

FIFAワールドカップ・カタール大会でベスト16入りを果たし、決勝トーナメント1回戦ではアルゼンチン相手に1点差の好ゲームを演じるなど世界を驚かせたオーストラリア代表。

これだけ結果を出したとなれば、オーストラリア代表の選手たちには各国のクラブが手を伸ばしてくるだろう。中でも話題を集めた選手の1人が198cmのサイズを誇る24歳の巨人CBハリー・サウターだ。

2019年に代表デビューしているサウターは、アジア最終予選で日本代表とも対戦している。しかし、その後は膝の靭帯を痛める大怪我を負ってしまい、ややブレイクの時が遅れてしまった。昨年のカタール大会でいよいよ本格ブレイクの時を迎えた印象で、日本代表にとってもライバルになるかもしれない。
現在はイングランド2部のストーク・シティでプレイしているが、英『Leicester Mercury』はレスター・シティが関心を示していると取り上げている。

かつてストーク・シティでプレイしたDFライアン・ショウクロスもサウターの能力を高く評価しており、巨人センターバックがプレミアリーグへ乗り込むことになるかもしれない。

「みんな彼のサイズに言及するが、それは彼最大の強みではない。彼の最大の強みはフットボールに関する知性だ。ポジションを乱すことは滅多になく、思っている以上に速い。ボールを扱うのも上手だ」

カタール大会終了後はストークの主力としてプレイを続けており、スカウト陣はそのパフォーマンスに目を光らせていることだろう。アジアを代表するセンターバックの1人となる可能性もあり、今後のステップアップが楽しみだ。

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