シティのベリンガム獲得資金はB・シウバとギュンドアンの去就次第 退団濃厚なら動き出す夏の中盤刷新計画

ワールドカップで好パフォーマンスを見せたベリンガム photo/Getty Images

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どのクラブがベリンガム獲得に成功するのか

レアル・マドリードやリヴァプールが獲得を狙っていると言われるドルトムントのMFジュード・ベリンガム。マンチェスター・シティも彼に関心を抱いているようだが、実際に動くかどうかはMFベルナルド・シウバとMFイルカイ・ギュンドアンの去就次第となりそうだ。
 
19歳ながらイングランド代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会に参戦したベリンガム。イングランド代表が戦った5試合全てに先発出場し、グループステージ初戦のイラン戦ではヘディングから先制ゴールをゲット。その後の試合でも中盤の一角として攻守において存在感を発揮した。
 
ワールドカップ前からも多くのビッグクラブがベリンガムに興味を示していたが、今大会でその株はより上がる形となった。現在、ドルトムントから彼を獲得するための移籍金は1億ユーロ(約141億円)以上と言われている。
 
現時点で移籍先の有力候補はレアルやリヴァプールと噂されているが、米『ESPN』によれば、今季終了後の中盤刷新を計画しているシティもこの争奪戦に加わる可能性があるという。しかし、28歳のB・シウバと32歳のギュンドアンが残留するかどうかを確認してから、どれほどの資金を費やすか検討するつもりのようだ。
 
B・シウバとギュンドアンはともに今でもシティの中心選手だが、前者は夏の時点でバルセロナ移籍が話題に上るなど、近い未来の退団が現実味を帯びている。後者はシティとの契約が今季限りとなっており、移籍するのか契約を延長するのかはまだ定まっていない。
 
さらに同メディアは、今夏にドルトムントからFWアーリング・ハーランドとDFマヌエル・アカンジを獲得したシティが、同クラブと良好な関係を築いているとも伝えている。これはベリンガム獲得に動く上で大きなアドバンテージとなるはずで、レアルやリヴァプールとしてはB・シウバ、ギュンドアンがシティに残留してくれる方がありがたいだろう。

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