C・ロナウドに続いてロイス、アザール、エジルも欲しい? サウジアラビア勢はACLで超危険なライバルになる

アル・ナスルへ加わったロナウド photo/Getty Images

大物助っ人に加えてサウジアラビアは自国の選手も能力が高い

FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得が決定し、一気に注目度が高くなったサウジアラビアのアル・ナスル。日本にとってサウジアラビアはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のライバルであり、ベテランとはいえロナウドの参戦は将来的な脅威となる可能性がある。

さらに凄いのは、まだまだ大物獲得の噂が続いていることだ。英『Daily Mail』は、アル・ナスルがロナウドに続いてレアル・マドリードFWエデン・アザール、ドルトムントFWマルコ・ロイスにも目を向けていると伝えている。

アザールはレアルで苦しい時間を過ごしているが、ロイスの方はドルトムント攻撃陣のリーダーでもある。やや怪我が気になるところではあるが、そのサッカーセンスはドイツ国内でも屈指のレベルにある。

さらに独『Sport1』は元ドイツ代表MFメスト・エジルにもサウジアラビアのアル・フェイハが興味を示していると伝えており、2010年代の欧州サッカー界を引っ張ってきた大物たちが続々とサウジアラビアへやってくる可能性もゼロではないか。

両クラブだけでなく、現在国内リーグで2位のアル・シャバブにはポーランド代表MFグジェゴシュ・クリホビアク、元アルゼンチン代表MFエベル・バネガ、FWサンティ・ミナ、3位のアル・ヒラルにはナイジェリア代表FWオディオン・イガロ、ペルー代表MFアンドレ・カリージョ、アルゼンチン人FWルシアーノ・ビエットなど強力な助っ人が顔を揃える。

サウジアラビアは代表チームの方も昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でアルゼンチン代表を撃破する大サプライズを起こすなど、自国の選手も能力が高い。2010年代は海外タレントを揃えた中国勢がACLで暴れていたが、2020年代はサウジアラビアがその役割を担うことになるかもしれない。

資金力を武器とした豪華補強はかなり厄介だが、日本勢はどう立ち向かっていくのか。サウジアラビアはACLで最大級の勢力になっていく可能性があり、また新たなライバル関係が誕生していきそうだ。

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