“ミラクル・レスター”の主力だった男が現役を引退 左サイドを支えたDFはアメリカで指導者の道へ

プレミア王者に輝いた photo/Getty Images

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2015-16のプレミア王者だ

2015-16シーズンのプレミアリーグで、ビッグ6を凌駕して王者となったレスター。クラウディオ・ラニエリ監督によって導かれた彼らは“ミラクル・レスター”と呼ばれ、いまだ多くのサッカーファンの記憶に残っていることだろう。

そんな当時のレスターで主力として活躍していた男が現役引退を発表した。左サイドバックでレギュラーをつかみ、優勝したシーズンではリーグ戦32試合に出場したクリスティアン・フクスだ。

母国のオーストリアでキャリアをスタートさせたフクスは、2008年にブンデスリーガのボーフムへ移籍して4大リーグへと挑戦した。マインツを経て2011年に加入したシャルケでは、内田篤人とともにプレイするなど、在籍4年間でリーグ戦99試合に出場した。
そして迎えた2015-16シーズンにレスターへと加入する。初年度から左サイドバックでスタメンとして起用されると、リーグ優勝に貢献。ウェズ・モーガンやロベルト・フートらと強固な4バックを形成し、イングランドや世界のサッカーファンに衝撃を与えた。

その後もレスターの主力としてチームを支えたフクスは、2020-21シーズンまでプレイ。翌年からはアメリカへと活躍の場を移し、シャーロット・インディペンデンスやシャーロットFCに所属し、5日にスパイクを脱ぐ決断をした。

引退後はシャーロットFCのアシスタントヘッドコーチとなることが決まっているフクス。指導者として新たな道に進むことになるようだ。

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