20歳で“プレミア18ゴール”を決めたトッテナムの新星は今 トルコでも輝けずレンタル復帰も困難な状況?

厳しい状況が続くデル・アリ photo/Getty Images

イングランド代表でもプレイした

トッテナムで若くして主力となった男が、トルコの地でもがいている。元イングランド代表MFのデル・アリだ。今季よりベシクタシュでプレイする彼は、なかなか結果を残すことができていない。

2015-16シーズンにMKドンズからトッテナムへ加入した19歳は瞬く間にレギュラーの座を勝ち取る。マウリシオ・ポチェッティーノ監督に重宝された新星は、開幕戦から出場するなど、欠かせない存在へと成長した。加入初年度からプレミアリーグ33試合10ゴールと輝きを放つ。

さらに翌年には37試合18ゴールとキャリアハイを大きく更新。チームの顔の1人になりつつあったデル・アリだが、徐々に出場数が減少していくと、ポチェッティーノ監督の後任となったジョゼ・モウリーニョ監督とは不仲説が浮上。昨シーズン途中から就任したアントニオ・コンテ監督の下でも出場機会を得られず、冬の移籍ではエヴァートンに移籍するも出場は先発出場はわずか1試合に。今季よりベシクタシュへ期限付き移籍している。

そんなデル・アリはトルコでもここまで結果を残すことができず。16試合が終了しているベシクタシュのリーグ戦で7試合1ゴールとスタメンを奪い切れていない現状だ。英『Mirror』によれば、パフォーマンスに関してサポーターからもブーイングを受けており、ベシクタシュは買取オプションを行使しない考えだと報道。ただエヴァートンも復帰させる関心は高くないようだと報じている。

現在26歳とまだまだ巻き返しは可能だろう。トルコで見返すことはできるのか、注目だ。

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