ポッター監督がT・シウバ、アスピリクエタら重鎮と緊急会議 10位に沈むチェルシーは立ち直れるか

中心選手たちとコミュニケーションを取ったポッター監督 photo/Getty Images

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新オーナーの下、今季は苦しんでいるチェルシー

直近の公式戦8試合でわずか2勝しかあげられず、プレミアリーグでは10位に位置するなど苦境に立たされているチェルシー。もう一度チームの状態を立て直すべく、グレアム・ポッター監督は数人の主力選手と緊急会議を開いたようだ。
 
昨年9月にトーマス・トゥヘル前監督を解任したチェルシーは、ブライトンを率いていたポッター監督を新指揮官に任命。序盤こそつまずいたものの10月に入ってからは公式戦9試合を戦って1敗のみとチームの調子を上向かせることに成功していた。しかし、11月以降は強豪との試合が続いたこともあり、公式戦8試合中5試合で敗北。勝利したのは11月頭に行われたチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦と、12月末に行われたプレミアリーグのボーンマス戦のみだ。
 
チェルシーは13日にはプレミアリーグのフラム戦を控えており、ここで4試合ぶりの勝利を手にしたいところ。英『Daily Mail』によれば、ポッター監督はこの試合に向けてDFチアゴ・シウバ、DFセサル・アスピリクエタ、MFジョルジーニョ、MFマテオ・コバチッチと話し合いの場を設けたようで、その手応えを明かしている。
 
「昨日、チアゴ、アスピ、ジョルジ、コバとじっくりと話をした。本当に良い話し合いができたよ。改めて人としても素晴らしいことを証明してくれた。彼らは正直だったし、彼らの抱えている心配事をはっきりと伝えてくれた。彼らが持っている前向きな気持ちや、負っている責任についてもね。だからこそ我々は前に進むことができる場所にいると思う」
 
つい先日、チェルシーはアトレティコ・マドリードからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスをローンで獲得しており、前線の厚みはさらに増した。タレントは数多く揃っているだけに、あとは主将アスピリクエタを中心にチーム全体が同じ方向を向くことができるかどうかが肝となるだろう。今回の話し合いの効果をフラム戦で確認することはできるのか。

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