マンUで存在感低下中のエランガは残留or放出? 移籍ならエヴァートン行きが濃厚か

これからもっとエランガの移籍に関する話題は出てきそうだ photo/Getty Images

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出場してもあまりインパクトを残せていない

ラルフ・ラングニック前監督時代はそれなりに出番を得ていたものの、指揮官がエリック・テン・ハーグ監督に代わった今季は存在感が薄れているマンチェスター・ユナイテッドの20歳FWアントニー・エランガ。同じプレミアリーグを戦うエヴァートンは彼をローンで獲得するつもりのようだ。
 
FWアントニーの加入や18歳FWアレハンドロ・ガルナチョの台頭もあり、ウインガーとしての序列が今季はあまり高くないエランガ。ここまで公式戦18試合に出場しているものの、先発出場は7試合のみで、ノーゴール1アシストという寂しい成績に終わっている。
 
英『Daily Mail』によれば、フランク・ランパード監督は現在ウインガーとストライカーの獲得を望んでいるらしく、エヴァートンはエランガのローン移籍を実現させるためにマンUにオファーを送る意向を固めたという。また、エヴァートンに限らずプレミアリーグの多くのクラブがエランガに興味を示しているようで、1月に彼の移籍が実現する可能性はそれなりにありそうだ。
 
一方、同メディアによれば、テン・ハーグ監督はエランガを自らの考えているプランに含めるか否かをまだ決めかねているという。残留の可能性も十分残されていそうだ。
 
マンUのウインガーで言えば、現在FWジェイドン・サンチョが何かしらの問題を抱えているために長期離脱中であり、テン・ハーグ監督はその穴をエランガで埋めるかどうか悩んでいるのかもしれない。サンチョはワールドカップ開催期間中に行われたスペインキャンプに参加せず、その際はオランダで個別にトレーニングに励んでいることが報じられていた。
 
先日行われたカラバオカップ準々決勝のチャールトン・アスレティック戦では、テン・ハーグ監督が21歳のウルグアイ代表FWファクンド・ペリストリという新星を後半途中から起用しただけに、エランガかペリストリの2択で悩んでいる可能性もある。果たしてエランガがシーズン後半戦を戦うクラブはマンUなのか、エヴァートンなのか、それ以外なのか。1月の彼の動向に注目だ。

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