G・ジェズス、エンケティアに次ぐ“3番手”になってしまうのか 来季のアーセナルで気になるバログンの立ち位置

スタッド・ランスで活躍するバログン photo/Getty Images

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スタッド・ランスでのパフォーマンスは見事だが……

アーセナルにとっては嬉しい悩みだが、今季フランスの地で予想を超える活躍を見せているFWフォラリン・バログンの将来はどうなるのか。

今季バログンはアーセナルからスタッド・ランスへレンタル移籍しており、ここまでリーグ戦で10ゴールを記録。ユース年代から有名な選手ではあったが、リーグ・アンでいきなりブレイクすると予想していた人は少なかったのではないか。

気になるのは来季の戦いだ。リーグ・アンでの活躍ぶりを見れば、バログンもアーセナルの戦力としたい。しかしアーセナルではガブリエウ・ジェズスがセンターフォワードの絶対的1番手であり、そのジェズスが離脱している現在はエディ・エンケティアが穴を埋めている。エンケティアもバログンに負けず劣らずのポテンシャルを備えており、指揮官ミケル・アルテタの信頼を掴んでいる。
仮に今後も[4-2-3-1]をベースに戦うならば、センターフォワードの枠は1つだ。現状ジェズスが1番手なのは変わりなく、バログンはアーセナルへ戻っても3番手となるかもしれない。ジェズスは25歳、エンケティアは23歳と両者とも若く、世代交代の必要性もない。バログンにとっては強烈なライバルだ。

出番を求めるならアーセナルを離れるのも1つの手だが、スタッド・ランスで急激に評価を上げるバログンの来季はどうなるのか。当然他クラブも放っておかないはずで、アーセナルが今夏にどう動くか要注目だ。

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