シティ戦のオールド・トラッフォードは「今までで最高の雰囲気だった」 マンUはファーガソン時代の熱気を取り戻しつつあるのか

夢の劇場はシティ戦で盛り上がりを見せた photo/Getty Images

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現地ファンも今のマンUには期待を寄せていそうだ

14日に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチで2-1の逆転勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド。この試合のオールド・トラッフォードの雰囲気は近年でトップクラスに素晴らしいものだったようだ。
 
基本的には相手にボールを持たせ、カウンターからシティゴールに襲いかかったこの試合のマンU。後半に入るとFWジャック・グリーリッシュに先制ゴールを許してしまったが、78分にはMFブルーノ・フェルナンデスが起死回生の同点ゴールをゲット。その4分後にはFWマーカス・ラッシュフォードが逆転弾を決め、そのままマンUが逃げ切りに成功した。B・フェルナンデスのゴールはラッシュフォードのオフサイドではないかということで物議を醸したが、結果的には4位のマンUが2位シティとの勝ち点差を1に縮めている。
 
英『Manchester Evening News』によれば、この試合にセンターバックとして出場し、勝利に大きく貢献したDFルーク・ショーは、普段とは違う場内の雰囲気に驚いていたようだ。記者団に対してこのように語っている。
 
「個人的にはびっくりしたよ。8年という長い間ここにいるけど、今日は今までで最高の雰囲気だった」
 
「ファンが僕らと一緒にいて、正しい方向へ導いてくれることを表している。そして、今日も楽しんでもらえたと思う。僕たちはこの雰囲気が大好きだし、そこにいる彼らのことも大好きだ。また彼らを喜ばせることができてうれしいよ」
 
マンUが最後にプレミアリーグを制した2012-13シーズンはまだオールド・トラッフォードも盛り上がっていたはずだが、アレックス・ファーガソン元監督が退任して以降、このチームは低迷が続いており、2014年にサウサンプトンからマンUへと移籍してきたショーは当時の雰囲気を味わっていない。

ショーは苦しむチームを長年支えてきた主力の一人だが、そんな彼がオールド・トラッフォードで過去最高レベルの雰囲気を味わったということは、ようやくマンUが長く暗いトンネルを抜け出しつつあるということの表れなのかもしれない。

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