“23歳”でバルサを離れてアメリカへ MLSでキープレイヤーとなったプッチの現在地

LAギャラクシーでプレイするプッチ photo/Getty Images

欧州を離れたのは意外な決断だったが……

今のバルセロナではガビ、ペドリら若手が急激に成長しており、若い力がチームの中心になっている。ここのポジション争いはかなり激しく、それに敗れた者もいる。

バルセロナを離れ、昨夏にアメリカ・MLSへと向かったのがMFリキ・プッチ(23)もポジションを確保できなかった選手の1人だ。

プッチはカンテラ出身者ではあるが、自分より若いガビやペドリの登場で定位置を確保できなかった。すでにスペイン代表でも中心のガビとペドリの才能を考えると、出番を確保できないのも仕方がない。

欧州を離れてMLS行きを選んだのは意外だったが、プッチはロサンゼルス・ギャラクシーと契約。そこでは昨年8月29日のニューイングランド戦よりスタメンに固定され、昨年は12試合の出場で3ゴール2アシストの成績を残した。MLSも決してレベルが低いわけではないが、5大リーグよりは劣る。23歳のプッチならばリーグを代表するMFとなることも可能だろう。

今年のシーズンはさらなる活躍に期待がかかる。もちろんMLSがキャリアの終着点と決まったわけではないため、MLSで自信をつけてから欧州へ戻ることもできる。

バルセロナを離れたことで話題になる機会は減っているが、アメリカで奮闘するプッチの成長も見逃せない。

※選手表記に一部誤りがありました。ここにお詫びし訂正させていただきます。

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