いきなりのマンU先発デビューは「無害」に終わった? ヘディングやランで見せ場は作った新加入FWベグホルスト

前線で活発に動いていたベグホルスト photo/Getty Images

ここからどんどんフィットしていく必要がある

先日バーンリーからマンチェスター・ユナイテッドへのローン移籍が決まり、19日に行われたクリスタル・パレス戦で早くも先発デビューを飾ったオランダ代表FWボウト・ベグホルスト。当然、新たなチームメイトとの連携はまだまだだったが、要所で好プレイも見せていた。
 
MFブルーノ・フェルナンデスのゴールにより先制しながらも、後半アディショナルタイムに見事な直接FKを決められ、手痛いドローを喫してしまったパレス戦のマンU。69分までプレイしたベグホルストは、31分にDFルーク・ショーの左からのクロスに合わせて惜しいヘディングシュートを放っており、先制ゴールの場面では、ランニングで相手DFをひきつけてB・フェルナンデスのシュートコースを作るという働きを見せた。
 
無難なプレイに終始していたため評価は難しいが、見せ場が0ではなかったことを踏まえれば、まずまずのデビュー戦だったと言えるだろう。英『Manchester Evening News』は、「新しいチームメイトとのたった3回のトレーニングを経てデビューしたが、マンUの攻撃をうまくリードしていた」と彼のプレイを評した。その一方で「(パレスの1トップを務めたFW)ジャン・フィリップ・マテタと同様に無害だった」とも伝えている。
 
この試合では前節のマンチェスター・シティ戦で負傷したFWアントニー・マルシャルがメンバー外となっていたが、彼の離脱がこのまま続くようであれば、引き続きベグホルストが先発起用されていく可能性も十分にあるだろう。23日には首位アーセナルとの上位対決が待ち受けているが、出場した際にはパレス戦以上のパフォーマンスに期待したいところだ。

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