リーグタイトルの命運を握るビッグマッチに? ガナーズのプレミア後半戦で重要となる6試合は

ノースロンドンダービーを制したアーセナル photo/Getty Images

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首位を走るアーセナル

今季は序盤戦から好調を維持し、プレミアリーグで首位をひた走るアーセナル。2003-04シーズン以来となるリーグ優勝に向けて、後半戦も勢いを加速していきたい。

そんな中で英『Mirror』は「優勝に向けてアーセナルが控える6つのビッグマッチ」として重要な6試合を取り上げており、それぞれ紹介している。この6試合の成績が最終順位にも影響してくるはずだ。

まず1つ目に同紙が挙げている試合は、今週末に行われる第21節マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチだ。マンチェスター・ダービーに勝利して勢いに乗る赤い悪魔は、首位相手にもその強さを発揮してくるだろう。さらにユナイテッドには前半戦で唯一の黒星を喫しており、本拠地で倍返しといきたいところだ。
2つ目に挙げている試合が第12節マンチェスター・シティとの一戦だ。本来ならば昨年10月に開催されるはずだったカードだが、UEFAヨーロッパリーグの関係で延期。首位を争う両クラブの対戦はFIFAワールドカップをまたいで2月15日深夜に開催されることとなる。シティは優勝に向けて直接対決を落とすことは許されないため、勝点3を目指してぶつかってくるだろう。勝利することができれば、勝点差はさらに広がり、独走状態となる可能性もある。

さらにシティ戦から中2日で、ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラと敵地で対戦する。2019年11月にエメリがアーセナルを解任されてからは、ビジャレアル時代にELでの対戦はあったものの、プレミアリーグで対戦するのは初。「(エメリ監督は)古巣クラブを打ち負かす意欲を強く持っているだろう」と英紙は取り上げており、難しいゲームになることが予想される。

そして4つ目のビッグマッチが第30節のリヴァプール戦だ。今季は低迷しているリヴァプールだが、「アンフィールドは常に難しい場所。リヴァプールのファンはこのビッグマッチで敵対的な雰囲気を醸し出すだろう」と今試合を挙げている。昨季アンフィールドでの対戦は、南野拓実にもゴールを決められるなど、0-4と完敗。またアーセナル戦にめっぽう強いディオゴ・ジョタもこの時期には負傷から復帰しているはず。侮れない相手であることは間違いない。

そして第33節にはシティとの再戦が待っている。シーズン終盤戦での直接対決は優勝を左右する一戦になるだろう。さらにその1週間半後には第35節で好調のニューカッスルを相手に迎えるなど、終盤にも重要な試合が続く。この6試合でいかに勝点を積み上げることができるかが、アーセナルのリーグ制覇に影響してくるはずだ。

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