古橋は“日本のラーション”となるのか スコットランドでリーグ戦30ゴールの大台が見えてきた

セルティックでゴールを量産している古橋 photo/Getty Images

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日本の点取り屋は誰にも止められない

18日に行われたセント・ミレン戦で2ゴールを挙げたセルティックFW古橋亨梧。これが今季リーグ戦20試合目の出場で、昨季の出場数と並んだ。

昨年は年明けから負傷離脱してしまった時期があり、終盤のプレイオフも合わせてリーグ戦20試合の出場に留まった。その成績は20戦12ゴールだったのだが、今季は20試合で17ゴールを記録。数字だけ見れば昨季を上回っており、古橋はすっかりセルティックのエースとなった。

昨季も怪我さえなければ数字を伸ばせたはずで、地元メディア『67hailhail』は今季こそリーグ戦30ゴールの大台に乗せられるのではないかと期待をかける。
スコットランド国内リーグにて、最後に30ゴール以上を達成したのはセルティックに在籍していたFWリー・グリフィス(2015-16シーズン/31ゴール)だ。この領域に達すれば、古橋もスコティッシュ・プレミアシップを代表するストライカーと記憶されることだろう。同メディアもその領域に期待をかける。

「今季リーグ戦20試合で17ゴールを記録している古橋は、残りの16試合に出場すれば32ゴールに届くペースだ。1シーズンでリーグ戦30ゴールを達成した最後のセルティックプレイヤーは2015-16のリー・グリフィス(31ゴール)だ。他に21世紀に入ってから30ゴール以上を記録したのはヘンリク・ラーション(2回)、クリス・ボイドの2人だけ。キョウゴはコンディションが安定していれば、この数字へ順調に進むことになるだろう」

ラーションといえばセルティックでも大活躍したスウェーデンの英雄であり、2000-01シーズン(35ゴール)と2003-04シーズン(30ゴール)と2度にわたって大台に乗せている。バルセロナでも活躍した伝説的ストライカーだ。

ボイドは2005-06シーズンにキルマーノック、その後移籍したレンジャーズで合わせて32ゴールを挙げており、スコットランド国内リーグにおいて30ゴールは1つの特別な数字となっている。

果たして古橋はラーションらに肩を並べることができるのか。今のところセルティックを止められるクラブは見当たらず、古橋も順調に数字を伸ばしていくことだろう。

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