チアゴ・シウバは来季もチェルシーの最終ラインに君臨する? 契約延長に向け交渉開始

来季もチェルシーでプレイする姿が見られるのか photo/Getty Images

チェルシーの立て直しにチアゴ・シウバはまだまだ必要

昨年9月に38歳の誕生日を迎えたにもかかわらず、今季もチェルシーのディフェンスラインに君臨しているDFチアゴ・シウバ。クラブとの契約は今季限りとなっているが,チェルシーは彼との契約延長を望んでいるようだ。
 
2020年夏にパリ・サンジェルマンからチェルシーへと移籍し、初年度からチャンピオンズリーグ制覇にも貢献したT・シウバ。今季はDFアントニオ・リュディガーやDFアンドレアス・クリステンセンといったチームメイトがいなくなったが、代わりにDFカリドゥ・クリバリやDFウェズレイ・フォファナといった新戦力が加入。1月にはDFブノワ・バディアシルも加わり、センターバックの組み合わせはさまざまだが、そんな中でもT・シウバは替えの効かない存在として先発出場を続けている。
 
英『The Athletic』によると、現在チェルシーは少なくとももう1年はT・シウバに残って欲しいと考えているようで、新契約を結ぶために交渉を開始したという。T・シウバは昨年10月の時点で「家族のためにも新契約を結ぶのかどうか知っておく必要がある」「新契約を結ばないとなればどうするか決めなければならないし、家族も巻き込むことになるから簡単なことではない」と同メディアに明かしていたようで、よほどの問題がなければチェルシーに残ると考えられる。
 
今季はシーズン途中から就任したグレアム・ポッター監督の下、リーグ10位と苦しんでいるチェルシーだが、ある程度の改革を終えた来季こそはエンジン全開でシーズンに臨みたいところ。そこにT・シウバがいるかいないかで大きく結果は異なると予想されるため、彼との契約延長は新戦力を獲得することよりも重要だろう。

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