離脱中のジェズスvs勢いに乗るエンケティア アーセナルのCF争いが「あと4、5週間」で再開か

このまま何事もなく復帰できるか photo/Getty Images

ジェズス離脱の穴をエンケティアが埋めている

16日のトッテナム戦、23日のマンチェスター・ユナイテッド戦と2試合続いた大一番をどちらも勝利で終えたアーセナル。これによりワールドカップ明けの成績を公式戦5勝1分とし、リーグ首位の座もキープしている。ワールドカップで負傷してしまったFWガブリエウ・ジェズスはこの戦いに加わることができていないが、あと1ヵ月ほどで戦線復帰する可能性もあるようだ。
 
夏にマンチェスター・シティからアーセナルへと移籍し、シーズン前半戦は1トップのレギュラーとして活躍していたジェズス。FIFAワールドカップ・カタール大会にもブラジル代表の一員として参戦したが、グループステージのカメルーン戦で膝を負傷し、その後手術を決行。全治3ヵ月ほどと見込まれていた。
 
英『Daily Mail』によれば、ジェズスは23日のマンU戦をボックス席から観戦していたようだが、その隣のボックス席にはロシアの元UFC世界ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ氏がいたという。2人はハーフタイム中に会って話をし、「あと4、5週間で復帰できるかもしれない」とジェズスがヌルマゴメドフ氏に明かしたようだ。
 
現在アーセナルの1トップにはジェズスの代わりにFWエディ・エンケティアが君臨しており、直近のマンU戦では2ゴールを奪う活躍を見せている。これにより彼は今季公式戦ゴール数を9に伸ばしているが、対するジェズスの公式戦ゴール数は5。得点数や勢いで言えば現状エンケティアが上回っている状況だ。
 
チャンスメイクの部分ではジェズスの方が貢献度が高いだけに、相手や状況に応じてこの2人を使い分けられるとチームとしてはベストだろう。しかし、当のジェズスはできる限り早くピッチに戻って、日に日に存在感を増しているエンケティアからレギュラーを奪い返したいはず。復帰に焦りは禁物だが、もう少しで再開されるであろうアーセナルのセンターフォワード争いには要注目だ。

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