世界3位が「ありえない」と驚愕するゴルフの才能 元快速FWベイルが大会出場に向けコースを回る

現役時代からゴルフに熱心だった photo/Getty Images

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早くも本気のベイル氏

今月上旬に現役引退を発表した元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏。ゴルフ好きとしても有名な彼は早速ゴルフの大会に参加するようで、それに向けた準備も着々と進めているようだ。
 
現役時代はレアル・マドリードやトッテナムといったビッグクラブで活躍し、チャンピオンズリーグ制覇やリーグ優勝を何度も経験してきたベイル氏。彼は先日、自らがゴルフに興じる写真と共に、「来月初めに行われるAT&Tペブルビーチプロアマに参加することを発表できて嬉しい! レッツゴー」というメッセージをInstagramに投稿。アメリカ・カリフォルニア州ペブルビーチで開催される、プロ選手とアマチュア選手が一緒にプレイする大会に参加することを明らかにした。
 
これに対し英『talk SPORT』は、「33歳でスパイクを脱いだベイルが何らかの形でゴルフのキャリアをスタートさせることは多くの人が予想していたが、こんなに早くプロゴルファーと肩を並べるとは思わなかった」と反応している。「AT&Tペブルビーチプロアマは彼にとってこれまでで最大のゴルフの舞台となるが、幸いなことに彼は多くの練習を積んできている」とやや皮肉めいたコメントも残した。
 
そして米『Golfweek』によれば、大会に向けて練習を積むベイル氏はプロゴルファーのジョン・ラーム氏と共に9ホールを回るといった行動にもすでに出ている模様。ラーム氏は26日から始まるファーマーズ・インシュランス・オープンに参戦するようで、それに向けた練習にベイル氏が加わった形のようだ。
 
ラーム氏は現在世界ランキング3位につけているゴルフ界のスターだが、同メディアによると彼はベイル氏のプレイを目の当たりにしてこのように述べている。
 
「ガレスにはこう伝えたよ。『プロ(サッカー選手)とゴルフを同時に上手くこなすなんてありえない。全くフェアじゃない。一つのことに専念しても、これほどまでにゴルフの才能を発揮することはできない。本当にフェアじゃない』とね」
 
引退発表から1ヵ月も経たずしてこれほどまでにゴルフに本腰を入れるとはやはり驚きだが、せっかくなら好成績を残してさらなる注目を集めてほしいところ。CL決勝でオーバーヘッド弾を決めてしまうような“大舞台での勝負強さ”をゴルフでも発揮できるか。

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