バイエルンは“レヴァンドフスキの後継者問題”をどうする 大物FW獲得難しく、来季もチュポが1番手か

今季はチュポがレヴァンドフスキの穴を埋めている photo/Getty Images

いつかは大物ストライカー獲りへ動く必要ありか

5大リーグの中では最も遅く再開したドイツ・ブンデスリーガは、再開後の2試合で早くも荒れ模様となってきた。

首位バイエルンがライプツィヒ戦、ケルン戦と2試合続けて引き分け、2位に上がってきたライプツィヒとの勝ち点差が1点に縮まった(ライプツィヒが1試合消化試合が多い)。

3位ウニオン・ベルリンとは3ポイント差、4位フランクフルト&5位ドルトムント&6位フライブルクとは5ポイント差となっており、この勝ち点差ならばひっくり返る可能性がある。

やはり気になるのは、FWロベルト・レヴァンドフスキ退団の影響だ。前半戦は問題なく進んでいたが、ここぞの場面で決め切るストライカーが欲しい。

今後の補強方針も気がかりだ。今冬にはトッテナムFWハリー・ケイン獲得を狙うとの話題もあったが、独『Bavarian Footballworks』はコスト的に厳しいとの見方を示しており、ひとまずは最前線に入るエリック・マキシム・チュポ・モティングとの契約を1年延長する方向で動くと伝えている。

現在はFWサディオ・マネが離脱しているため、マネが戻ればどうなるか分からない。しかし、いずれにしても新たなセンターフォワードは必要だ。今季好調のチュポ・モティングも33歳と決して若くはない。

同メディアは17歳のフランス人FWマティス・テルにも期待をかけているが、さすがに若すぎるか。今後もブンデスリーガ支配とチャンピオンズリーグ制覇を目標に掲げていくには、どこかでレヴァンドフスキの後継者となるワールドクラスのストライカーを獲りにいく必要があるだろう。

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