スアレス、ベンゼマ、レヴァンドフスキの中で“No.1”は誰だ ベテランの今も活躍する超ワールドクラスの3人衆

レアルのエースは今もベンゼマだ photo/Getty Images

メッシ&ロナウドと同世代でなければ世界を支配できた3人

得点数ではリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの2人が話題を独占してしまうところがあるが、2010年代のサッカー界を盛り上げてきた一流ストライカーに挙げられるのがルイス・スアレス、ロベルト・レヴァンドフスキ、カリム・ベンゼマの3人衆だろう。

スアレスはリヴァプールやバルセロナ、レヴァンドフスキはバイエルンと現在のバルセロナ、ベンぜマはレアル・マドリードで活躍を続けており、3人の凄いところは30代に入ってもペースが落ちていない。特にレヴァンドフスキ、ベンゼマは30代からが全盛期と言ってもいいほどだ。

20代の頃は、あのメッシとロナウドが支配していた時代にリーガ・エスパニョーラで得点王のタイトルを獲得したスアレスが一歩前に出ていたかもしれない。いずれにしても、3人とも超がつくワールドクラスのストライカーだ。

スアレスも24日に36歳を迎えたが、今冬に移籍したブラジルのグレミオではさっそくハットトリックを記録するなど、その得点感覚はさすがの一言。

この活躍を受け、米『ESPN』も『全盛期のNo.1ストライカーは誰?』と問いかけているが、この3人の中からNo.1ストライカーを選ぶのは至難の業だろう。好みもありそうだが、これだけ世代の近いところに一流ストライカーが揃うのは実に特別なことだ。

3人ともチャンピオンズリーグ制覇の経験があり、5大リーグでの得点王も獲得している。メッシ、ロナウドと同世代でなければ3人全員がバロンドールを受賞していた可能性もあったはずで、この3人を同時に見ることが出来た現代のサッカーファンは幸せ者と言えそうだ。

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