苦境のリヴァプールに現れたスペインの新星 今季デビューした若きMFの勢いは止まらない

今季デビューしたバイチェティッチ photo/Getty Images

チェルシー戦で先発出場

今季は序盤戦からケガ人が続き、厳しい状況が続いているリヴァプール。現在は暫定順位ながら9位と、欧州大会圏内にも入ることができていない。

そんなリヴァプールで今季大きなブレイクを遂げている男がステファン・バイチェティッチだろう。今年トップチームへ昇格したばかりの18歳は、プレシーズンマッチで高いパフォーマンスを発揮し、ユルゲン・クロップ監督から高い信頼を得る。

そしてプレミアリーグ第4節のボーンマス戦で途中出場を果たし、17歳でトップチームデビューを果たす。さらに第17節のアストン・ヴィラ戦では18歳にてトップチーム初ゴールを記録し、第21節チェルシー戦ではアンカーでスタメン出場するなど、ここまで公式戦10試合に出場。飛ぶ鳥を落とす勢いで主力の一人となっている。

まだまだ線は細いバイチェティッチだが、チェルシー戦で足元の技術から安定感のあるビルドアップと危機察知能力による守備を発揮。またアグレッシブな攻撃参加も見せて結果を残している。リヴァプールはバイチェティッチと2027年6月末まで契約を延長しており、今後もより成長する姿を見られることだろう。

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