久保の後ろには“デュエル最強MF”が2人いる ソシエダを支えるスビメンディ&M・メリーノの中盤コンビ

デュエルに強いスビメンディとM・メリーノの2人 photo/Getty Images

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実力者が揃っているソシエダ

先日行われたコパ・デル・レイのバルセロナ戦で途切れてしまったものの、ワールドカップ明けの公式戦連勝記録を7まで伸ばしていた好調レアル・ソシエダ。前線では日本代表のFW久保建英も活躍しているが、そんな前線を支える中盤にはMFマルティン・スビメンディとMFミケル・メリーノというデュエル最強の2人がいる。
 
主にアンカーとしてチームの舵取り役を担うスビメンディと、スビメンディより少し前目の位置でチャンスを作るM・メリーノ。共にスペイン代表経験もある選手で、前者は23歳、後者は26歳と今後のさらなる飛躍も期待される。
 
英『Squawka』は、そんな2人のデュエルに関するデータを紹介している。
 
まずスビメンディは空中戦において欧州トップのスタッツを残しているようで、2019-20 シーズン開幕から150回以上空中戦デュエルに挑んだ199 人のミッドフィルダーのうち、最高の空中戦デュエル勝率を誇るのがスビメンディだと同メディアは指摘している。彼の空中戦デュエル勝率は71.1%であり、2位はアル・ラーヤン(カタール)のMFスティーブン・エンゾンジ(70.0%)、3位はマンチェスター・シティのMFロドリ(69.5%)となっている。
 
そしてM・メリーノは、2019-20 シーズン開幕以降の欧州5大リーグにおいて、地上戦、空中戦問わず最もデュエルに勝利しているミッドフィルダーのようだ。2019-20 シーズン開幕からの彼のデュエル勝利数はちょうど1000回を数えているという。
 
こういった対人に強い選手が中盤にいると、久保やMFダビド・シルバといった前線のテクニシャンたちもより持ち味を発揮しやすいだろう。攻守が噛み合い、ラ・リーガ3位につけている今のソシエダであれば、このままシーズンを駆け抜けてチャンピオンズリーグの出場権を獲得することも十分にありえる。

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