オランダで成長を続ける若きストライカー 今季初得点を挙げた男はパリ五輪世代の中心となれるか

結果を残した斉藤 photo/Getty Images

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ロッテルダムでゴールを決めた斉藤

U-22日本代表で主力として活躍する鈴木唯人は、リーグ・アンのストラスブールへと期限付き移籍する。若き日本代表のストライカーは、欧州という新たな舞台への挑戦しようとしているのだ。

そんな鈴木と同世代でU-22日本代表に選出されている男が欧州で成長を続けている。今季ロンメルからスパルタ・ロッテルダムへと移籍を果たした斉藤光毅だ。

横浜FCのアカデミー出身の斉藤は、2018年に高校2年生ながらJ2でプロデビューを果たし、2021年に横浜FCからロンメルへと移籍を決断。初年度こそ苦しい成績に終わった斉藤だが、翌年にはベルギー2部で20試合5ゴールを記録する。そして今季よりオランダへと期限付き移籍を果たし、エールディヴィジ第5節フォレンダム戦でデビューして2アシストを決めた。
さらに第17節カンブール戦では3トップの左ウイングで先発出場すると、1点リードの18分に追加点となるゴールを挙げ、今季リーグ戦初得点。俊敏性を生かして相手をかわし、裏に抜け出す技術を得意とする斉藤らしさが詰まったゴールだったといえる。

若くして欧州への舞台に足を踏み入れ、トップリーグで経験を積む斉藤。オランダでも結果を残して、成長をしていくことだろう。鈴木らパリオリンピックを目指す若者たちが、これからさらに挑戦を続けていくはずだ。

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